パドレスは27日(日本時間28日)、本拠地サンディエゴでのドジャース戦に3―15で惨敗。5回まで1―1の接戦を繰り広げたが、6回に一挙9点を失って宿敵との対戦を1勝1敗のタイに戻された。

 同地区の首位を独走するドジャースに再び9ゲーム差に引き離されてしまった上、チームリーダーでもあるマニー・マチャド内野手(33)はかつてないほどの屈辱も受けている。昨年7月にMLB史上12人目となる通算350本塁打と2000安打の快挙を達成したが、今季は打撃が低迷。この日も「4番・三塁」で先発出場したものの、4打数無安打で2三振を喫し、打率は1割8分3厘まで降下した。

 米大手紙「ニューヨーク・ポスト」(電子版)ではシーズンが折り返したことを受けてペナント中盤での賞レースの行方を占い、マチャドは〝逆MVP〟に認定されてしまったのだ。その最大の理由はチームの深刻な得点力不足で、81試合を終えたこの日時点で319得点はナ・リーグどころかメジャー30球団の最低記録。同僚のタティスもわずか3本塁打にとどまるなど誤算続きだ。

 同紙は「パドレスが1試合あたりの得点でナ・リーグ最下位だったのはマチャドだけの責任だけでなく、長期契約を結びながらあまりにも貢献度が低すぎる4人、ボガーツ、メリル、そして長打力不足のタティスに起因する」と斬り捨て「マチャドはこの問題の象徴的存在」として不名誉なレッテルを貼られてしまった。

 米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版「ON SI」は「マチャドが誰も欲しがらない賞を獲得」とし「オールスターに7度選出されたこの選手ももう若くない。33歳でキャリアは15シーズンに及ぶ。ゴールドグラブ賞を2度獲得した彼にも年齢による衰えが迫り始めている可能性がある。2033年まで契約を残すフライヤーズ(パドレス)にとって深刻な問題となるかもしれない」と伝えた。

 ドジャース戦には誰よりも闘志を燃やすマチャドはこのまま沈黙を続けるのか、それとも――。