北中米W杯1次リーグF組第3戦(25日=日本時間26日、米国・カンザスシティー)、オランダがチュニジアに3―1で快勝。後半開始時の〝中断トラブル〟に、オランダのロナルド・クーマン監督が激怒していたことを英紙「ミラー」が報じた。

 同メディアは「オランダはW杯のチュニジア戦で2―0とリードしていたが、後半開始時にチュニジア側のピッチ上の選手が10人しかいなかったため試合が一時中断された。この珍事に、BBCの実況・解説陣やオランダ代表のロナルド・クーマン監督は怒りをあらわにした」と伝えた。

 後半開始のカウントダウンが始まると、チュニジア代表は10人しかピッチに立っていないことが判明。チュニジアの選手たちは、MFエリエス・スヒリ(Eフランクフルト)がまだピッチに来ていないことを、メキシコ人女性のカティア・ガルシア主審に伝えた。スヒリは最終的にピッチに姿を見せたが、すでに後半キックオフまでのカウントダウンが終了していたため、クーマン監督はタッチライン際で怒りをあらわにしたという。

 同メディアによると、BBCの中継内で元リバプールのDFウォーノック氏が「信じられないことです。時計が進んでいるのはわかっているのだから、もっと早くピッチに出ていなければいけません」「ロナルド・クーマン監督が怒るのも当然です。『どうしてこんなことが起きるんだ。受け入れられない』と言っています」と驚きを示した。

 この試合は、悪天候により中止または延期となる可能性もあった。戦前にクーマン監督は「試合が良いコンディションの中で行われ、中断するようなことがないことを願っています。しかし現時点では、それを保証できる状況ではありません」と語っていたが…。

 大事な一戦だっただけに、指揮官のフラストレーションもたまっていたようだ。