日本代表DF長友佑都(39=FC東京)が、北中米W杯1次リーグF組最終戦スウェーデン戦(25日=日本時間26日)で、日本人として初めて5大会連続W杯出場を果たした。

 試合は1―1の引き分けに終わった中、試合後の取材エリアでは「4年間、このためにやってきたんで、本当に興奮した。やっぱりW杯でしか味わえない、この瞬間をまた味わうことができて、非常にうれしい。あとは本当にたくさんの仲間もそうだし、家族もサポーターも含めて、たくさんの人に支えられてここまで来れたんで、まずは感謝したい」と率直な思いを語った。

 記録に関しては「(自分に対して)『まだまだ、こんなもんで終わるなよ』『満足するなよ』ということを言いたい。まだまだ上には上がいるので。メッシ、クリスチアーノ・ロナウド、オチョアは6大会出ている。上には上がいるんで、こんなところで満足するな、ですね。優勝目指してるので。優勝するまで満足できない」と、まだ目標達成の途上であることを強調した。

 決勝トーナメント(T)1回戦(29日=日本時間30日、米国・ヒューストン)では、〝王国〟ブラジルと激突。昨年10月の親善試合では勝利したが「正直全然違う。まずは徹底的な分析をして(相手の)一人ひとりの特長を全員がしっかりと把握することが大事。あとは、どれだけチームが団結できるかだと思う。そこの部分に関しては、ブラジルを絶対に上回ってると思う」と語った。

 その上で「チーム力で上回ることと、やっぱり決勝Tになると、勢いだけではダメ。ロシアW杯で経験していて、勢いだけでベルギーの試合にいって、2―0で勝ってて、チームとしてクローズできる状況もあったにもかかわらず、まだ勢いでいって、結局それを裏返されて。向こうは戦略的に高い選手入れてっていうのも、戦略を持ってやってきたんで。そこは、僕はロシアの時の経験を生かして、やっぱちゃんと戦略持って冷静に戦うべき。そこはやっぱり後輩たちに伝えたい」と力説した。

 史上最多のW杯優勝誇る強敵から番狂わせの勝利を奪うためにも、大ベテランの経験値が生かされそうだ。