森保ジャパンが3大会連続の決勝トーナメント進出を決め、王国と激突だ! 北中米W杯1次リーグF組最終戦で、日本はスウェーデンと1―1で引き分けた。FW前田大然(28=セルティック)が先制弾を決めるも、警戒していたFWアントニー・エランガ(ニューカッスル)にゴールを許した。その結果、日本は決勝トーナメント1回戦(29日=同30日、米国・ヒューストン)で、優勝候補ブラジルとの激突が決まった

 日本は序盤から北欧の雄を相手に攻め込む。
 まずは前半5分、前田が中盤でボールを奪うと、持ち前のスピードを生かしドリブル突破。ペナルティーエリアに進入
して相手DFに手で弾き飛ばされるも、反則は取られず好機を逸した。同22分には、中央でクロスに合わせた前田が今度はヘッド。だが惜しくも枠を外れる。

 そしてゴールのにおいを漂わせる前田が、ついに均衡を破る。

 後半11分、日本が華麗なパスワークを披露。右サイドのDF菅原由勢(ブレーメン)からMF堂安律(Eフランクフルト)にボールが入ると、中央にいたFW上田綺世(フェイエノールト)との素早いワンツーで相手のマークをずらす。そして堂安がゴール前に鋭いスルーパスを送り、最後は猛烈なスピードで抜け出した前田が、右足でゴール左隅へ冷静に決めた。日本の先制点に、スタジアムからは大歓声が沸き起こった。

 森保ジャパンの誇る強力攻撃陣が見せた“超絶コンビネーション”に、NHKで解説を務めたMF本田圭佑(ジュロン)も大興奮。「パスが完璧やったね~! 2回連続ワンタッチですよ」と絶賛した。

 しかし同17分に相手の快速ストライカー、エランガに強烈なミドルシュートを決められ、同点に追いつかれてしまった。

 その後は両チームが交代カードを切りながら、一進一退の白熱した攻防が繰り広げられる。そして同30分には、MF中村敬斗(スタッド・ランス)に代えてDF長友佑都(FC東京)が投入され、W杯5大会連続出場の大記録を達成した。

 試合はそのまま終了のホイッスル。日本はF組2位となり、C組1位のブラジルと決勝トーナメント1回戦で対戦することが決まった。本田は「もうやるしかない。次こそジャイアントキリング! 日本の真骨頂が見られるか」と期待。そして森保一監督は「とにかく勝つ戦いをしたい」と大一番へ力を込めた。