北中米W杯1次リーグL組第2戦(23日=日本時間24日)で、イングランドの選手がガーナの選手との握手を〝拒否〟する場面があった。

イングランドの選手と握手するガーナのトーマス・パーティー(右から2人目=ロイター)
イングランドの選手と握手するガーナのトーマス・パーティー(右から2人目=ロイター)

 ガーナはMFトーマス・パーティー(ビリャレアル)が先発出場した。かつてアーセナルに所属していたパーティーは英国で強姦や性的暴行など複数の容疑により起訴されており(本人は無罪を主張)、開催国カナダが入国を拒否。第1戦のパナマ戦を欠場した。

 そうしたなか、英紙「デーリー・メール」(電子版)も「イングランド代表のスター選手がパーティーとの握手を拒否」と題する記事を掲載。試合前の恒例となっている選手同士による握手で、イングランドのDFジェド・スペンス(トットナム)がパーティーを〝スルー〟したことを伝えた。

 同記事は「イングランド代表の選手たちのほとんどは、パーティーと握手したり拳を合わせたりした。例外は、スペンスだけだった」と動画付きで報道。英国では試合前からイングランドの選手がパーティーと握手を交わすかどうかが注目されており「W杯では対戦する選手同士が握手を交わすのが慣例となっている。この行為をめぐって激しい議論が巻き起こる中、イングランド代表の選手たちは試合前から気まずい立場に置かれた」と指摘した。

 さらに「ウオームアップ中は両チームの間で交流はなかったが、国歌斉唱後の握手では接触を避けることはできなかった。(中継の)カメラはパーティーから視線を外していたが、遠くから見るとスペンスが手を引っ込めたように見えた。ソーシャルメディアに投稿された動画もこれを裏付けており、パーティーはスペンスの横を通り過ぎた後、一瞬振り返って彼をちらりと見ていた」と様子を伝えた。

 この試合でイングランドは0―0でガーナと引き分けた。