北中米W杯D組第2戦のパラグアイートルコ戦で前代未聞の珍事が発生した。英紙「サン」(電子版)は「これまでで最も常軌を逸した瞬間 W杯のスター選手が審判の腕時計を拾い上げ、自分の腕に装着」と題する記事を掲載。「パラグアイの英雄マティアス・ガラルサは、土曜日(19日=日本時間20日)のトルコ戦で審判の腕時計を手に取り、自分の腕に装着した」と報じた。

 この試合でガラルサ(アトランタ)は前半2分に先制ゴールを奪った。これが決勝点となり1―0勝利に貢献。同記事では「審判のイワン・バートンは、ハーフタイム直前に両チームの選手間の小競り合いを仲裁しようとした際に、腕時計を紛失してしまった。ガラルサは芝生の上でそれを見つけ、奇妙なことにそれを返そうとはしなかった。まるでクリスマスの朝の子供のように、そのMFはそれを手首につけ、ボタンをいじり始めた」と伝えた。

 その後については「バートンはもみ合いに気を取られていたため、時計が盗まれたことにも気づかなかった。乱闘が収まった数分後、ガラルサはそれをエルサルバドル人の審判に返した」と記す一方で「バートンがガラルサのふざけた行為に対して警告を与えなかったことに、トルコのファンの中には不満を抱く者もいた。彼は前半4分に最初のイエローカードを受けており、退場処分となっていたはずだった」と伝えている。

 その上で「これまでのW杯で最も常軌を逸した瞬間だ」「彼(ガラルサ)は誰も見ていないと思ったんだろう」などとSNS上のファンの意見を紹介した。