フランス1部マルセイユが北中米W杯で活躍した日本代表MF中村敬斗(25=スタッド・ランス)をリストアップしたと、同国紙「ラ・プロバンス」が報じた。

 マルセイユは主力のFWメイソン・グリーンウッドやMFピエールエメリク・オバメヤンらが退団し、攻撃陣の補強を目指しており、日本人MFに白羽の矢を立てた。2023年に移籍基金1200万ユーロ(約22億3000万円)でSランスに加入し、主力として活躍。昨季は2部ながらも14得点をマーク。W杯での活躍もあって今夏のステップアップが確実視されている。

 しかし、同国メディア「Get French Rootball News」は「深刻な財政難に直面しているマルセイユにとって、この取引を成立させるのは困難な課題になりそうだ」と指摘。中村の移籍金は1500万ユーロ(約27億9000万円)~2000万ユーロ(約37億2000万円)とみられており、マルセイユには厳しい条件となる。

 実際、SランスでGMを務めているマチュー・ラクール氏は中村の移籍について「我々は彼(中村)と口頭で合意しており、退団の許可は下りているが、選手自身が納得し、スタッド・ランスもこの取引から利益を得なければならない」と語っているという。

 中村にはイングランド・プレミアリーグのエバートン、ボーンマス、フラムが獲得への興味を示していると伝えられている中、どこに向かうことになるだろうか。