元韓国代表MF奇誠庸(キ・ソンヨン=浦項)が、北中米W杯1次リーグF組第2戦でチュニジアを4―0と撃破した日本代表に対して「イライラする」と怒りをあらわにした。
韓国メディア「SPOTVニュース」は日本―チュニジア戦を振り返り「『腹が立つ』――日本の試合内容にキ・ソンヨンが激怒した理由…ク・ジャチョルも感嘆→韓国サッカーとの格差を否定できない。日本の3点目を目撃した韓国サッカー界のレジェンド、キ・ソンヨンはテーブルを叩きつけながらこう語った」と報じた。
奇と言えば韓国代表として長年日本代表と激闘を繰り広げ、2011年アジアカップ準決勝の日韓戦では、そのパフォーマンスを巡って物議を醸すなど日本でもおなじみの選手だ。そんな韓国のレジェンドが、チュニジア戦をチェックした際に日本代表に対して怒りをあらわにしたというのだ。
「キ・ソンヨンが嘆息した場面が後半24分に訪れた。守備陣でボールを回していたところ、センターバックの間、最後方に位置していた田中が、前方に位置していた上田へスルーパスを送った。上田はワンタッチパスを相手ゴール前へ送り、いつの間にか伊東がボールに向かって走り込んでいた。伊東の動きと上田のパスが一瞬にして1対1のチャンスを作り出し、伊東はこれを逃さず得点へと結びつけた」
ユーチューブチャンネル「シュート・フォー・ラブ」が公開した映像をもとに同メディアはこう伝えた。「ク・ジャチョルらと共に試合を見守っていた奇は、拳でテーブルを叩きつけながら『信じられない』と絶叫。そして『イライラする』と漏らした。その上で『なんでこいつらはこんなふうにサッカーできるんだ?』と驚きを隠せなかったという」。奇は日本の技術があまりにも高いことに、宿敵として韓国代表と差がついたことを許せなかったようだ。
また、奇は韓国放送局「JTBC」の「ペバク・ワールドクラスショー」に出演し、日本代表について言及。「合宿で日本代表と試合をしたり、アジアチャンピオンズリーグで対戦してみると、大きな差がある」と高く評価。「今(韓国代表チームが)試合をすれば簡単にはいかないだろう」と語った。
さらに「つい比較してしまうので悲しい。日本と試合をしてみると、分かっているのにやられてしまうので腹が立つ」と再び怒りをにじませ「技術やフィジカル、機動力などが向上しているのを見ると、我々がどうやって追いつけるのかという考えが浮かぶ」と嘆いた。
奇は日韓の実力差が開いていくことにじくじたる思いを抱いているようだ。












