北中米W杯1次リーグA組の開催国メキシコで〝禁酒令〟が出された。スペイン紙「マルカ」によると、メキシコ市が第3戦のメキシコ―チェコ戦(24日=日本時間25日、メキシコ・アステカ)に向けて発令したもので「公共の秩序と治安強化を目的とし、首都のさまざまな場所でアルコール飲料の販売を制限する」という。

 メキシコ市では、母国代表が決勝トーナメント進出を決めた第2戦の韓国戦(1―0)後、熱狂したファン、サポーター約40万人が独立記念塔など市内の各地に集結し、朝方までチームを祝福した。その一方で、飲酒したファンが路上に物を投げ捨てるなど、約40万㌧のゴミが発生したことに加えて、酔ったファンが周辺の家屋の窓ガラスを割り、バス停留所などの構造物を破壊する事態が発生したため、今回の禁酒令となった。

 同紙は「韓国との試合後に発生したような混乱を避けるために実施される。スーパーや露店でのアルコール販売が禁止となる。ただしレストランやホテル、プライベートクラブ、映画館、劇場など、特定の認可施設については例外が設けられており、屋内ではアルコールの接種は許可されている」と伝えた。

 メキシコでは決勝トーナメント進出していることで、今後も試合ごとに大規模なファンによる〝祝賀会〟が開催される可能性に備えて、リスクを軽減することも目的としているという。