2011年ドイツ女子W杯優勝監督の佐々木則夫氏が、森保ジャパン北中米W杯優勝への道のりを指南した。
日本サッカー協会(JFA)女子ナショナルチームダイレクターを務める佐々木氏が23日、都内で会見を行った。男子日本代表は今大会、強豪オランダ戦(15日、米国・ダラス)で2―2の引き分け、続くチュニジア戦(21日、メキシコ・モンテレイ)では4―0の大勝と勢いに乗っている。
世界一を知る名将は、ここまでの戦いを「軸になる何人かの選手の故障や、1戦目後のMF久保建英(レアル・ソシエダ―ド)の負傷があったが、代わって出てくる選手たちがしっかりカバーしている。層が厚くなったのが男子の強みだなと。それだけベースの力が上がっているから、優勝という声が出るんだと思う」と評価。「MF遠藤航(リバプール)がいた期間も大会の一部。遠藤の故障があって、そのユニホームを持って、新しい選手が頑張る。そういったチームとしてのドラマが始まっている」と大会前からの流れを分析する。
また「選手たちからも森保さんへの良いコメントが出ていて、中の雰囲気が良いように感じる。試合の間の準備する感覚もすごくいいんじゃないかな」とチームの一体感に太鼓判を押した。
その上で、ここから勝ち上がって優勝するためのポイントに「(勢いに)乗ったら、その空気感を崩さずにいくこと」を挙げた。
「例えば第1戦で良いとなっても、第2戦でコケたらちょっと厳しい。決勝トーナメントに行ってもやられてしまう。いい感じに行ければ、この大会で上手くなっている、チームが良くなっているんじゃないかとなって乗ってくる。まして決勝トーナメントの一発勝負になれば、それはPKなしで勝つとかの流れにつながってくる」と持論を展開。「やはり1位突破するか2位突破するかは大事。1位突破が達成できれば、さらに乗っていく」と次戦の重要性を説いた。
最後に、自身の経験を振り返り「我々が優勝したときはサブに活躍してくれる選手がたくさんいた。ああいうのでうまくまわっていくので、男子にも期待するところだし、そうじゃないと上まで行けない」と総力戦を強調。ベンチメンバーのさらなる活躍に期待を寄せた。












