北中米W杯1次リーグA組第2戦、開催国のメキシコが韓国を1―0で下し、一番乗りで決勝トーナメント進出を決めた。

 会場となったメキシコ・グアダラハラ競技場は地元ファンの大歓声で大盛り上がりとなった。一方で空席も目立った。スペイン紙「アス」のメキシコ版は「メキシコのスタジアムでは架空の満席が続いている。メキシコ代表チームの全試合チケットが完売したにもかかわらず、韓国戦でも空席が依然として見られている」と状況を報じた。

 同メディアによると、チケットは数か月前から完売。「スタジアムは満員になることが予想されていたが、またしても『幽霊ファン』が現れた」と予想外の展開だ。試合開始の3時間前には、同スタジアム周辺にダフ屋が出没しており「7万~10万ペソ(約63万~93万円)でチケットを売りつけていた。しかし、彼らに声をかけたファンたちには、そのチケットが本物であるという保証は得られなかった」と、真偽不明のチケットが高額で売られていたという。

敗戦ショックで倒れる韓国選手(ロイター)
敗戦ショックで倒れる韓国選手(ロイター)

 同メディアは「FIFAは、これらは立ち見で試合を観戦するファンによるものだと説明しているが、メキシコ対韓国の試合の前半を通じて、彼らは一度も姿を見せなかった」と完全なる空席だったと指摘。奇妙な状況が続いている。