ノアGHCタッグ王者、ロス・トランキーロス・デ・ハポン(LTJ)の内藤哲也(44)&BUSHI(43)組は、GHCタッグ王座V4戦の挑戦者など眼中にないようだ。

 25日の後楽園大会で行われるタッグ選手権の調印式(24日、都内)で王者組は、「ネオ・グローバル・タッグリーグ2026」を初制覇して勢いに乗る征矢学、飯野雄貴の「情熱MAX」と対峙。絶好調の2人に「ベルトを取るんだぜ、情熱ー」と叫ばれても、動じる様子はみじんもない。

 BUSHIは「情熱チームの勢い、会場の雰囲気はすごく良い。ただ、会場を盛り上げているんじゃなくて、笑われているということに気づいた方がいいんじゃないかな」とチクリ。「僕らはリーグ戦で『グッドブラザーズ』(カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ)や清宮海斗&晴斗希組に負けてるんで、この先の防衛プランが決まっている。残念ながら明日は消化試合になっちゃうかな」と余裕を見せた。

 内藤は「リーグで優勝したことは素晴らしいし、タッグと言えばこの2人という印象がつき始めているのは確かですよ」と力を認めつつ、「プロレスリングノア、そしてGHCタッグ王座にすごく思い入れが湧いてきているわけで、それをここで手放すわけにはいかないです」と淡々と語る。

 内藤には清宮とのシングルマッチ(7月18日、大阪大会)が控えており、「俺の中でノアといったら清宮選手の印象が強い。めちゃめちゃ楽しみなんですが、今年のリーグ優勝チームに勝ったGHCタッグチャンピオンとして清宮選手の目の前に立ちたい」とV4達成は大前提であることを強調した。

 挑戦者組から「清宮ばっかり見ていると足をすくわれるぜ」とかみつかれるも、内藤は「そう簡単にノアのリングのタッグの頂点には立てないよっていうのを痛いほど味わってもらおうと思っています」とどこ吹く風。さらには「もし俺とBUSHIに負けたら(リーグで)優勝したことを言わないで」と要求し、言質を取った。

 最後はBUSHIが「悔しい姿をしてリングを降りる2人の姿を楽しみにしているから」と言葉を残して退席。王者の背中には絶対的な覚悟と自信が漂っていた。