ドジャースの大谷翔平投手(31)は22日(日本時間23日)に敵地ミネアポリスでのツインズ戦に「1番・DH」で先発出場し、初回に2試合ぶりの一発となる17号を放ち、4打数1安打1打点、1得点だった。打率2割9分6厘。チームは2―1で勝った。

 敵地ターゲット・フィールドがどよめきのち、大歓声に包まれた。初回先頭、初対決の右腕マシューズの1ボールからの2球目、ほぼ真ん中の87マイル(約140キロ)のチェンジアップを完璧に捉えると確信歩き。角度25度、打球速度112・8マイル(約181・5キロ)で高々と上がると右翼席上段に飛び込んだ。2試合ぶりの17号は今季自身6本目、通算30本目の先頭打者アーチで、飛距離414フィート(約126・2メートル)の特大弾だった。これで米通算297本塁打とし、日本選手初の通算300号に残り3本に迫った。

 6月に入りこれで7本目。「ミスタージューン」は量産態勢だ。

 3回先頭はフルカウントからの10球目、外角高めの96・9マイル(約156キロ)のフォーシームを強打するも投ゴロ。5回一死無走者はフルカウントからの6球目、外角低めの78・9マイル(約127キロ)のカーブを引っ掛け一ゴロだった。

 2―17回無死一塁は2番手の左腕ロジャーズのカウント2―2からの5球目、真ん中高めの77・8マイル(約125・2キロ)のスライダーをフルスイング。打球速度107・4マイル(約172・8キロ)の痛烈なゴロは二塁手の正面へ。一塁を全力で駆け抜けるも間一髪及ばずに併殺打となった。ただ、ベンチに戻る際に左足を明らかに気にしていたのが心配だ。

 9回二死一塁で5打席目が回ってきたが申告敬遠。敵地にもかかわらず大ブーイングが上がった。今季の生・大谷はレギュラーシーズンは3試合だけ。多くのファンが見たかったのだろう。

 試合後、勝利のセレモニーを終えるとマウンドでシャドーピッチング。次回登板は3連戦最終戦の24日(同25日)の予定。本来ならシャドーピッチングは登板前日だが、ターゲット・フィールドでマウンドに上がったのは22年9月23日の1度だけ。この時は6回途中3安打2失点で14勝目を挙げている。4年ぶりの登板に感覚を確かめたのだろう。右手中指のマメ、左ヒザの炎症と不安はあるが楽しみなマウンドだ。