ヤンキースは16日(日本時間17日)、本拠地ニューヨークでのホワイトソックス戦で4本塁打を含む16安打の猛攻を浴びせて12―2で快勝した。

 チームでは5日(同6日)に主砲のジャッジが右肋骨の疲労骨折で負傷者リスト(IL)入りしたが、ア・リーグ東地区の首位をキープ。ただ、2009年以来となるワールドシリーズ優勝に突き進む上で、大きな穴が空いた外野陣には不安が拭えず、補強の必要性が米メディアの間で盛んに取り上げられている。

 その中の一人が今季も地区の下位に低迷するエンゼルスの主砲、マイク・トラウト外野手(34)だ。実績十分のスーパースターで故障に悩まされた近年とは異なり、今季は73試合に出場してジャッジと同じ17本塁打を記録。しかし「スポーティング・ニュース」は「トラウトがニューヨークにやって来るとなれば見どころ満載だろうが、現時点では少し現実味に欠けるようだ」と〝望み薄〟とみている。

 トラウトは長年にわたって数々のトレード候補に浮上しながら実現したことは皆無。エンゼルス以外でプレーしたことはなく、本人の契約にはトレード拒否権が含まれているとされる。トラウト自身が首を縦に振れば移籍も可能となるが、前例が一度もないとあって半信半疑の様子だ。

 ところが、話はこれで終わらなかった。目線はトラウトの同僚に向けられ「あり得ない話ではないのがトラウトのチームメートだ。最近、ジョー・アデルが候補として浮上している」と伝えた。トラウトよりも若い27歳のアデルは今季74試合に出場して打率2割5分6厘、10本塁打、41打点を記録。好不調の波や守備への懸念も指摘されるが「絶好調時はトップクラスの選手たちと互角に渡り合える実力を証明しており、獲得候補として注目されている」としている。

 また、ジャッジに続いてグリシャムも太もも裏の張りでIL入りし、外野の補強がますます不可欠な情勢。アデルを巡っては「FANSIDED」でも不動のトラウトに代わる〝玉突き〟の形で移籍の可能性が伝えられているが――。