オランダサッカー協会は8日(日本時間9日)、DFユリアン・ティンバー(24=アーセナル)がそけい部のケガによりW杯に臨む同国代表メンバーから外れると発表した。
センターバックとサイドバックをこなせる名DFは3月に名門クラブでの試合で負傷し、戦線離脱。W杯出場が危ぶまれる中、5月30日の欧州チャンピオンズリーグ決勝(対バイエルン・ミュンヘン)で復帰し、メンバー入りを果たしていた。試合には敗れたものの、W杯に向けて名手の復活に、ロナルド・クーマン監督から大きな期待が寄せられていた。
同協会は「24歳のディフェンダーはそけい部の負傷から十分に回復しておらず、医学的に責任ある形でW杯出場できる状態ではない。そのため、医療スタッフと協議した結果、ティンバーは外れることになった」という。同協会は、後任としてDFルチャレル・ヘールトライダ(サンダーランド)を追加招集した。
主力選手の離脱にクーマン監督は「CL決勝なのでアーセナルを責めることはできない。そうしたくない。しかし、明らかに良くなかったのは事実」と複雑な心境を吐露。特にオランダは主力DFマタイス・デリフト(マンチェスター・ユナイテッド)、DFステファン・デフライ(インテル)が負傷で招集できなかっただけに、無念さをにじませていた。
地元メディアは本番に向けてFW陣の決定力不足を嘆いていたが、DF陣も〝難あり〟と言えそうだ。












