中日は2日のソフトバンク戦に0―3で敗れて今季8度目の3連敗。交流戦4連勝スタートからの3連敗で借金は「14」となった。

 中日先発のカイル・マラー投手(28)は3回二死一、三塁から栗原に右翼線適時二塁打を浴びて先制点を献上した。5回には二死二、三塁から、またも栗原に中越え三塁打を許して0―3。6回9安打3失点で降板したマラーは「苦しい投球になってしまった」と肩を落とした。

 中日打線はソフトバンク先発・大津の前に6回まで1人の走者を出すこともできずにゼロ行進。7回一死から田中が左前打を放ち完全試合を免れたが、この日、安打を放ったのは田中1人だけ。今季5度目の零封負けにバンテリンドームはため息に包まれた。

 井上一樹監督(54)は「(大津に)牛耳られたという感じだね。ミーティングをしたり映像を見たり、というようなことはやってはいるんだけど、結局、体感をしたときに泡をくってしまうというか…。頭で分かっていても対応するのが難しかった。(田中)幹也のヒット1本かな。ある意味、完全に抑えられた。そこはもう認めざるを得ない」と渋い表情。

 その上で「完敗だと言って白旗を振るつもりはさらさらないけど、うちのバッター陣が誰か突破口を開くことができなかったというところが、ズルズル行ってしまった」と唇をかんだ。