ミュージシャンのGACKTが1日「X」(旧ツイッター)を更新。日本の人口減少問題に言及した。
「国立社会保障・人口問題研究所(社人研)は2023年の人口推計で、【出生数70万人割れは2042~2043年頃】と予測。現実は、2024年の出生数が68万6061人。予測より約18~19年早く到達。つまり、2024年代に起きるはずだった未来が、すでに始まっている」と想定以上のスピードで日本の人口が減少していることを指摘。
続けて「さらに社人研は、出生率が将来的に回復し、2070年には人口約8700万人になると推計。その前提となる出生率は約1・36。現実は、2024年の出生率が1・15。過去最低」とつづった。
さらに韓国や台湾でのデータも示し「韓国も台湾も同じだった。【そこまで出生率は落ちない】そう言われていた。だが現実は、韓国は0・72。台湾も0・8前後」とした上で「専門家が想定した下限を現実が突き破った。日本だけが違うと言い切れる根拠は、どこにあるんだろう」と疑問の声を上げた。
続けて「2000年に約79万組だった婚姻件数は、2024年には約48万組。約20年で4割減。ここまで数字が並んでも、まだ問題は出生率だと思う人がいるかもしれない。ボクは違うと思う。少子化対策という言葉に違和感がある。実際に行われている政策の多くは、子育て世帯の負担を軽くするもの。もちろんこれは必要だ。だが、それが人口増加に直結する話とは別」と投稿。
その上で「ここまで書くと、【悲観的すぎる】【そんな未来になるとは限らない】と言う人もいる。もちろん未来は誰にも分からない。否定するのも自由。楽観的になるのも自由。だが、そう思うことで数字や未来は変わるのか?ボクには根本的問題がそこではなく見える。【この国が若者にとって、未来を賭けたいと思える国かどうか?】結局、問われているのはそこじゃないのか?貧しい時代でも人口は増えた。未来に夢を見れたからだ」とGACKTが考える、人口減少の根本的な原因をつづった。
さらには「今はどうだろう?便利な生活環境、安全な街、健全な社会になった。だが、これから来る未来に不安が募っているから、結婚、出産、子育てなどできない。リスクを背負って生活することより、一人の方がいいと思う人たちが増えたんじゃないか?」と若者の心理を推察し「つまり、誰かと一緒になり家族を増やすことが、リスクと感じざるを得ない時代になった」と指摘。
こういった点を原因としている専門家もいるが、GACKTは「どうやったら解決するんだろ?色々考えてみたが明確な結論がまだ見出せない。こんなに答えが出せないことって、あるんだな…。オマエはどう思う?」と問いかけている。











