アーティストのGACKTが7月20日スタートのフジテレビ系月9ドラマ「ブラックトリック~裁きを操る弁護人~」に主演する。フジドラマ初出演にして、月9ドラマ初主演。舞台裏では紆余曲折があったようで…。
同ドラマは〝でっち上げの天才〟である敏腕弁護士が、嘘を武器に真実を暴いていくリーガルストーリー。主人公はダークヒーロー的な要素もあり、GACKTのミステリアスな雰囲気とマッチしている。
制作陣の布陣も強力だ。プロデュースは「ガリレオ」「HERO」シリーズなどのヒット作を手掛けた牧野正氏。演出は「監察医 朝顔」や「コンフィデンスマンJP」シリーズを世に送り出した三橋利行氏らが担当する。フジの力の入れようがわかろうものだが、ドラマ関係者は「当初は別の俳優さんにオファーをかけていましたが断られ、巡り巡ってGACKTさんにお鉢が回ってきたんです」と明かす。共演の俳優もなかなか決まらなかったという。
フジの月9ドラマと言えば〝金看板〟。制作陣の顔ぶれからしても、二つ返事でオファーを快諾してもいいものだが…。
「このところのフジの低迷ぶりはシャレにならない。ドラマやバラエティーの現場では有能な社員が次々と辞めている。フジに限ったことではないが、制作費も縮小傾向。いまのフジに関わるのは…と断る俳優が続出している」(芸能プロ関係者)
フジ・メディアHDが5月12日に発表した2026年3月期連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が87億円の赤字(前期は182億円の黒字)に転落。赤字は08年に認定放送持ち株会社に移行してから初めてだという。〝元凶〟は元タレント中居正広氏の性加害騒動。フジの不適切な対応も問題視され、スポンサー企業が一時的に離反した影響が出た。
主演のGACKTは18日、Xで「今年は、正直、今年はドラマをやる予定は1本しかなかった。だが、縁というのは不思議なもので、気づけば月9の主演をやることになった」と回顧。続けて「なかなか妙な流れだが縁あってのことだし、役柄も面白いからどうなることやら。(中略)月9で、どこまでやれるのか。まあ、楽しみにしていてくれ」と意欲を見せた。
フジ局内からも「ここまで来たら背水の陣。いい意味で開き直っていくしかない」という声が聞こえてくる。
GACKTは逆境フジの〝救世主〟となれるか――。












