ブルージェイズは31日(日本時間1日)、敵地ボルチモアでのオリオールズ戦に5―9で2連敗を喫した。米メディアの間では試合の結果よりも、思わぬ出来事から負傷交代したヘスス・サンチェス外野手(28)が大きく取り上げられている。
6回の守備でプレーの合間に右翼席からボールが突然投げ込まれ、サンチェスの右手首付近を直撃した。シュナイダー監督やトレーナーがベンチを出て状態の確認に向かい、そのまま交代。複数の米報道を総合すると、サンチェスはスタンドにいた12歳の少年のファンとやりとりを交わした後、下を向いたところに投げ込まれたボールがぶつかった。その直前にはサンチェスが左手にはめたグラブを頭上にかざすしぐさも見せており、少年がキャッチボールをしようとのメッセージだと誤解してしまった可能性があるという。
米有力紙「ニューヨークポスト」(電子版)も珍しいアクシデントを「奇妙な光景」と報道。サンチェスが語った「キャッチボールをしようとしたわけではない。僕はただ彼らを見ただけなのに、彼らは僕がボールを投げてほしいと思っていると思ったみたいだ」との主張を伝えるとともに、少年に向けて見せていたジェスチャーが「ボールを投げてほしいと勘違いさせたようだ」と結論づけた。
なお、サンチェスに骨折はなく「打撲」と診断され、本拠地のオリオールズ側は「当該のファンを特定し、徹底的な調査を行う間、球場から退場させた」と発表。同紙は「ブルージェイズは彼(サンチェス)が長期離脱しないことを願っている」と伝えている。












