阪神は30日のロッテ戦(ZOZO)で、接戦を制し4―3で2連勝。〝アイブラック兄弟〟が、計3発を放つ大暴れで虎党を沸かせた。
まずは初回二死から打席が回った佐藤輝明内野手(27)は、ロッテ先発・唐川の147キロのカットボールをフルスイングで仕留めた。打球は高々と舞い上がり、右翼席に突き刺さる14号ソロ。幸先よく先制に成功した。
さらに同点で迎えた3回には熊谷がセーフティーバントで出塁すると、森下翔太外野手(25)の13号2ランで勝ち越しに成功。主砲2人のアベック弾が飛び出し、黄色く染まった左翼席も大盛り上がりだった。
これだけでは終わらない。2点リードの5回には再び森下のバットが火を噴いた。二死から144キロのカットボールを完璧に捉えた当たりは、左翼席上段に突き刺さる14号ソロ。佐藤に並び本塁打王争いをさらに過熱させる一打となった。
試合前には藤川球児監督(45)から直接声をかけられたという虎の背番号1は「いいアドバイスをもらいました」と感謝。指揮官も「打席での考え方が少しでも楽になればと。本人にとってどうだったのかはわかりませんけど、いい形で打ってくれましたね」とうなずいた。
しかし3点リードの6回には痛恨のプレーで失点を許した。左翼の守備に就いた森下は友杉の打球を追いかけ、捕球を試みたがグラブではじいてボールは転々…。さらにお手玉する間に俊足の打者走者の生還を許し、まさかの形で1点を献上した。
それでも指揮官は「ミスをして、それをまた糧として、このあとの野球人生につなげていけばいい」とキッパリ。「最後にチームが勝つことができれば、森下選手もそのあと攻めていけるし。他の選手も含めて球際の強さを倍増するかのような強さになりますから。そこはチームの狙うところですから非常に心強いですね」と続けた。
先発・村上も8回途中7安打3失点(自責点2)の粘投で先発の役割を果たした。前カードの日本ハム戦(甲子園)では3連敗を喫する苦しい戦いが続いたが、千葉で勢いを取り戻しつつある猛虎軍。3連勝を飾り、交流戦序盤のイヤなムードを一気に吹き飛ばしたいところだ。












