阪神のドラフト1位・立石正弘外野手(22)が22日の巨人戦(東京ドーム)に今季初めて「1番・左翼」でスタメン出場し、5打数3安打と大暴れ。プロ初打点&猛打賞をマークした。

「打点の場面で打ちたかったので、1本出てよかったです」と立石。この日デビュー3戦目で初の1番起用、いきなり期待に応えた。

 5点リードの4回、一死二、三塁のチャンスで迎えた第3打席だった。相手先発・井上の初球を弾き返した打球はチーム6点目を加える左前適時打となり、プロ初打点を記録。さらにこの一打で、初の猛打賞を達成した。
 
 初回第1打席は左越えの二塁打、3回の第2打席は中前打を放っていた背番号9は、文句なしの活躍で初のお立ち台に立った。

 試合後「初めてのヒーロー、緊張しました」と顔をほころばせつつ「積極的に、特に意識を変えずに振れた。すごい歓声が響いていて、こういう試合をもっといっぱいできたらいいなと思います」と初々しさをにじませながら振り返った。

 9回の第5打席でも打席相手の好守備に阻まれたものの、フェンス手前まで伸びる飛球でパワーを示し「いい当たりがいっていることに悪いことはない。あとちょっとの距離をもっと出せればいいなと思います」とさらなる活躍を誓った。

 ドラフト1位で入団も、ケガに苦しみ、開幕には出遅れた立石。それでも一軍デビュー戦となった19日の中日戦(倉敷)から3試合連続で安打を記録するなど、早くも〝カリスマ性〟が光る。期待のルーキーから目が離せなくなりそうだ。