ブルージェイズの岡本和真内野手(29)は19日(日本時間20日)に敵地フェニックスでのダイヤモンドバックス戦に「7番・三塁」で先発出場し、3回に16試合ぶりの一発となる3号を放ち、4打数2安打3打点だった。打率2割2分1厘。チームは10―4で勝って、連敗を4で止めた。

 迷える岡本に笑顔が戻った。8―1の3回先頭だった。2番手の右腕ホフマンのボール1からの2球目、真ん中低めの83・9マイル(約135キロ)のスライダーをバットを立てて角度23度、打球速度103・3マイル(約166・3キロ)で左中間に伸びるとそのまま観客席に飛び込み3号ソロとなった。3月30日(同31日)のロッキーズ戦の9回に日米通算250号となるソロ弾を放って以来、16試合ぶりだ。飛距離406フィート(約123・8メートル)だった。

 開幕10試合までは巧みなバットコントロールで安打を積み重ねてきたが、7日(同8日)のドジャース戦で勢いを止められた。山本由伸投手(27)のフォーシームを打って1安打したものの、外角スライダーに翻弄された。翌8日(同9日)も大谷翔平投手(31)に外角にスイーパーを見せられ、内角の速球で1三振、内野飛球2に封じられた。そこから6試合中、5試合が無安打と快音が消えた。

 流れが変わったのは18日(同19日)のダイヤモンドバックス戦の2回。先頭で打席に立つと止めたバットに外角低めのスライダーが当たり、一、二塁間を抜けた。6回二死二塁はナックルカーブを2球ファウルした6球目、真ん中に甘く入ったフォーシームを左前適時打した。

 この試合も初回、3点を先制した無死満塁で右腕ネルソンの真ん中の95・7マイル(約154キロ)のフォーシームを捉え、左翼フェンスを直撃する2点適時二塁打を放っている。

 2試合連続マルチ安打と上向きな岡本。4連敗中の打線は得点が1、1、3、2と不発状態だったが、ようやく火を噴いた。このまま、チームとともに波に乗りたい。