ア・リーグ中地区のロイヤルズは18日(日本時間19日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦に4―13で完敗。今季ワーストの6連敗となり、ホワイトソックスと並ぶ最下位から抜け出せずにいる。
3回一死から中堅手のイズベルがフライを落とすミスから歯車が狂い、先発したキャメロンがこの回だけでロサリオの2ラン、ベリンジャーの2ラン、ライスのソロと3発を食らって一挙5失点。続く4回にも2本の適時打で2点を失ってKOされると、5回から9回までを投げ抜いたスペンスも6失点と傷口を広げた。
またしても連敗を止められなかったが、低迷に輪をかけて不穏なムードも漂っている。複数の米メディアによると、ロイヤルズひと筋でプレーするスター選手のサルバドール・ペレス捕手(35)が指揮官の起用法に公然と反発してしまったというのだ。
ペレスはオールスターに9度出場し、昨年9月には通算300本塁打と1000打点を達成。今季は前日17日(同18日)まで全20試合に出場していたが、打率1割6分、3本塁打、6打点と打撃が低迷していた。マット・クアトラーロ監督(52)はこの日、ペレスを起用せず、カーター・ジェンセン捕手(22)にスタメンマスクを預け、若武者は5号2ランを含む3打数2安打2打点と攻撃面で期待に応えた。
クアトラーロ監督はペレスを欠場させたことについて「これまでの状況を鑑みると、彼は全試合に出場している。連夜の試合後の日中の試合というスケジュールもあり、今日はカーターが捕手を務めるプランだった。それに、サルビー(ペレス)も少し調子を落としている。彼に精神的な休息を与えてあげようと思っただけ」と現地メディアに説明した。
しかし、指揮官の発言からほどなくして、ペレスは自身のXに「気分転換など必要ない」と投稿。監督の起用法に対するあからさまな当てつけと受け取られており、米メディアも騒然となっている。
「スポーティングニュース」は「ロイヤルズの関係者なら誰であれ彼を怒らせたくないと思うだろうが、彼らはまさにそれをやってしまった」とし「彼はロイヤルズ史上屈指の選手の一人であり、明らかにフィールドに立ちたいと願っている。しかし、彼はスタメンから外された理由とされるものに対して明らかに不満を抱いていた」と伝えた。チーム状態が悪化する中、支柱となる選手と監督の亀裂が深まれば崩壊につながりかねないが…。












