日本ハムは19日の西武戦(エスコン)に3―15で大敗。先発した有原が6回5失点でKOされ、3カード連続の負け越しを喫した。

 勝率5割復帰を目前に今季ワースト失点で借金2に逆戻り。ただ、開幕から続く一発攻勢は健在で、この日も万波に8号ソロが飛び出してチーム本塁打数はぶっちぎりの33発となった。シーズン最多本塁打は「史上最強打線」とうたわれた2004年の巨人が記録した「259本塁打」。今季の日本ハムも勝るとも劣らないペースでアーチを量産しているとあって、ふさわしい愛称を…となるが、なかなか見つかっていない。

 日本ハムではかつてファンの公募で命名された「ビッグバン打線」もあるが、1990年代後半のもの。令和の時代には〝古さ〟も否めず、最近では「シン・ビッグバン打線」と称されるケースも増えてきている。しかし、若い世代が多いナインの間であまり浸透していないことも事実だ。
 しかも打線が好調である半面、この日の8回に3失策を犯して12球団最悪の20失策。猛打とは対照的にもろさも見え隠れしている。

 球団内には2024年に新庄剛志監督(54)が命名した「ビッグシャウ打線」の復活を望む声もある。親会社の主力商品「シャウエッセン」と逆転劇を生む強力打線を引っかけたものだが、球団スタッフによると現在のチーム事情を考慮すると難しそうだという。

「意外とビッグシャウの復活を願う人もいます。新庄監督が言う『途中でパリッと折れるけど、最後はおいしく終われる』というフレーズはシャウエッセンの営業にも合いますから。ただ、今季のチームはまだファンを魅了する鮮やかな逆転勝利が少ないですし、失策も多過ぎるので。イメージ的にどうかというのは否めません。そう考えるともう一度、新庄監督に新たな打線の愛称をつくってもらいたい。監督はネーミングの才能が天才的ですし、一気に周囲に浸透させる発信力もありますから」

 長打が出ても守備にほころびが出続ければ安定して勝つことは難しくなる。チームを立て直す意味でも新たなネーミングができてもいいような気もするが――。