コンディション不安でファンを心配させている新守護神エドウィン・ディアス投手(32)が現状を明かしている。ディアスは3失点降板した10日(日本時間11日)のレンジャース戦から登板しておらず、ロバーツ監督はセーブ機会の場面でもトライネン、ベシアらを起用。古傷の右ヒザの状態が芳しくないと見られ、細心の注意を払って日々状態を確認している。

 ディアスは「投球する準備はできている」と軽傷を強調する一方で「ヒザのケガの後遺症で時々少し力が抜けるような感じがする。何かがおかしいと感じていました。長年ピッチャーをやってきたので自分の持ち球は熟知している。ボールが勢いよく飛び出していないように感じました」と米メディア「カリフォルニア・ポスト」に打ち明けている。

 平均球速は97・2マイル(約156キロ)から95・5マイル(約153キロ)に低下し、スライダーも精彩を欠いた。レンジャーズ戦でカーターに浴びた一発について「あの日はどちらの球種もまともに投げられなかった。速球にスピードもキレもなかった。完全に死んでいたよ。左打者に本塁打されることはほとんどなかった」と振り返っている。

 2023年のWBC1次ラウンドでドミニカ共和国に勝利し、喜びすぎて右膝膝蓋腱断裂の大ケガを負い、手術でシーズンを棒に振った。その後の2年間は再びメッツの守護神として復活を遂げたが、今も違和感を抱えているという。チームの弱点を補う最高の補強だったはずが〝爆弾〟露呈で暗雲が漂ってきた…。