ドジャースの破壊力がすさまじいことになっている。11日(日本時間12日)に本拠地ロサンゼルスで行われたレンジャーズ戦は6―3で逆転勝ち。14試合を終えて11勝3敗でナ・リーグ西地区の首位を堅守した。
この日は初回に先頭打者弾で1点を先制されたが、直後の攻撃でお返しとばかりに大谷翔平投手(31)の4号ソロであっという間に同点。さらにテオスカー・ヘルナンデス外野手(33)に3号3ランが飛び出し、一挙4得点で主導権を握り、最後まで試合を優位に進めた。
中でも当たりが止まらないのがパヘスだ。14試合で打率4割4分2厘、17打点は30球団トップの成績。そしてチーム全体でも打率2割9分7厘で3割目前。27本塁打、OPS.839、1試合平均6・4得点などの打席成績も軒並みメジャー1位となっている。主力のベッツを故障で欠いていても反則的な攻撃力となっており、やや低調であればかえって目立ってしまう状況となっている。
地元紙「カリフォルニア・ポスト」(電子版)は「序盤のドジャースの猛攻で最も恐ろしい点は? 主力打者の全員がまだ調子を上げているわけではないということだ」としながら、今季から加入したタイル・タッカー外野手(29)に着目。タッカーは出場した14試合で打率2割5分、1本塁打、8打点とまずまずだが、同紙は「オフシーズンを通じて、ドジャースはタッカーを必要としていないと主張していた。たとえ最終的に彼と契約しなくても(実際には1月に2億4000万ドルで契約したが)、打線は問題ないと信じていた。最近、その説が実証されようとしている。開幕から不振に苦しむ選手はタッカーだけではないが、彼の最近の不振は顕著なものとなっている」と伝えた。
この日は4打数無安打で連続安打は4試合でストップした。それでも1番・大谷の直後を打つ2番という難しい役回りをこなし、右翼守備でホームランキャッチを披露するなど随所で存在感を示しているが…。高すぎるチーム打率を下回り、周りの選手たちの活躍が派手だけに、高額契約の割には物足りなく映るようだ。












