巨人のトレイ・キャベッジ外野手(28)が10日のヤクルト戦(東京ドーム)に「5番・左翼」として先発出場。7回の第3打席で追加点となる3号ソロをマーク。4万人を超える観客を沸かせた。

 場面は1点をリードで迎えた7回。相手先発・吉村が投じた145キロの直球をとらえた。強烈な打球は大きな弧を描き右翼スタンドを通過し、バルコニー席へ。豪快弾を見せつけた背番号13は打球の行方を見守ると、自信に満ちた表情でゆっくりと歩き出した。

 今年一番の当たりに「神様から授けられた能力が一番(の要因)だが、日頃のウエートトレーニングで鍛えられた」と振り返る。

 先頭打者として出場した開幕の阪神戦(3月27日、東京ドーム)では12球団最速1号ソロを記録し、好調をキープし続けている。この日も2回に中前打で出塁すると、続く増田陸の先制適時打でホームイン。気迫のヘッドスライディングを見せつけた。

 チャンスメーカーの1番から、ポイントゲッターの5番への起用変更については「打順は関係ない。常に自分の全力を尽くすことを意識している」と泰然と語った。

 移籍2年目の強打者は、さらにチームの勝利に貢献することはできるか。