ソフトバンクは9日の西武戦に2―0で零封勝ちを収めた。先発の大津亮介投手(27)が7回無失点の快投を披露し、今季初勝利を手にした。

 この日は大津の〝守備力〟が光った。2回、一死一塁で林安可に外角の直球を弾き返されると、鋭いゴロ打球が大津の股の間へ。右腕はとっさにグラブを出すと見事に好捕。すぐに体勢を立て直して二塁に送球し、この日2つ目の併殺を奪った。自らの守備でもリズムをつくるとその後も快投を披露。変化球で緩急をつけながら西武打線に的を絞らせず7回1安打、打者21人で料理してみせた。

 7回までに投じた球数は90球。続投も考えられる場面だったが、首脳陣は継投策を選択。8回は松本裕、9回は杉山が締めて試合終了となった。試合後、小久保監督はこの采配について「8回も(大津で)いってもよかったけど、勝ち越したら松本でいこうと。非常に難しいところではあった」と説明。その上で「先発の役割をしっかり果たしてくれた」と右腕を称えた。大津は「スタミナに関しては全然まだいけた。あそこでもう1イニング任されるような投手になりたい」と力を込めて、次回登板を見据えた。