ドジャースは敵地トロンでブルージェイズと昨年のワールドシリーズ(WS)の再戦中だ。そんな中、地元紙ロサンゼルス・タイムズ電子版は6日(同7日)にドジャースのWS制覇直後の〝数時間〟を振り返る記事を掲載した。
伝説的な激戦となったWS第7戦は敵地ロジャーズ・センターで日付をまたいで決着した。延長11回裏にベッツがカークの遊ゴロを併殺打にしたのは午前0時17分だった。選手たちはグラウンドで優勝トロフィーを受け取った後、クラブハウスでシャンパンとビールを浴びて祝杯を挙げ、再びフィールドに戻って家族と喜びを分かち合った。
その後、急いでシャワーを浴びてチームバスに乗り込んだが、この時点ですでに午前2時。興奮は冷めやらない中、遠征先の深夜では開いている店もなく、宿泊先のホテルでささやかな即席パーティーを開くことになった。
同紙によると、このパーティーは少なくとも午前5時頃まで続いたという。
ミゲル・ロハス内野手(37)は「家族みんなの興奮した顔を見て、抱き合えたのが最高だった。トロフィーをホテルに持ち帰れたのも信じられなかった。あの瞬間を大切な人たちと一緒に楽しめたのが印象に残っている」と朝5時まで居残ったことを明かし、「その日は結局一睡もしなかった」という。
マックス・マンシー内野手(35)も「どこかで寝た気はするが、全く記憶にない」と話しており、チームがこの日のフライトを正午出発に遅らせた理由もうなずける。
なお、選手たちは空港へ向かうバスの中でも興奮冷めやらず。フレディ・フリーマン内野手(36)は「バスの中が一番楽しかった。音楽が爆音で流れていて、みんなで歌っていた。ミゲル(ロハス)はマイクを握り、どの曲も歌詞を全部覚えているか、知らなければ即興で歌っていた」と笑った。
ドジャースは現在、選手用とコーチ、スタッフ、家族用の2機に分かれて移動している。マンシーは「いつの間にか飛行機に乗っていた。時間の感覚は覚えていないけど、とにかく全部が楽しかった。移動は普段楽しいものじゃないが、あの時は違った」と振り返る。
トロントからロサンゼルスへの約5時間のフライトでも〝祝宴〟は続き、機内ではトロフィーを回しながら写真を撮り、クイーンの「ウィー・アー・ザ・チャンピオンズ」を何時間も飽きることなく流し続けたという。
ロサンゼルスに到着後、選手たちは再び家族と合流。それぞれが余韻を胸に帰路についた。
「本拠地で優勝したい。それはまだやっていないからね。それが理想だ」とマンシー。ドジャースは2020年以降に3度WSを制覇しているが、いずれも遠征先だった。今年は3連覇達成だけではなく、ドジャー・スタジアムで頂点に立つことも重要なミッションだ。












