ドジャースの大谷翔平投手(31)がまたしてもブルージェイズファンの怒りを買った。トロントの情報を発信しているネットメディア「blogTO」が7日(日本時間8日)に「ブルージェイズのファンは大谷の試合後の行動に不満を抱いている」と“炎上騒動”を伝えたのだ。どういうことか。

試合後、マウンドに上がる由伸と大谷(ドジャース公式Xから)
試合後、マウンドに上がる由伸と大谷(ドジャース公式Xから)

 昨年のワールドシリーズ(WS)の再戦と注目された6日(同7日)のブルージェイズ戦に大谷は「1番・DH」で先発出場し、6回に2試合連続の3号を放ち、6打数2安打1打点でチームの4連勝に貢献した。

 肝心の試合は8回を終わって14―1と大差。9回、ブルージェイズはハイネマン、ドジャースはロハスとそれぞれ野手が登板し、結局、14―2でドジャースが圧勝した。

“炎上騒動”に発展したのはその試合後の行動だ。同メディアは「トロント・ブルージェイズのファンであることだけでも(1勝5敗の)先週は大変だったのに、野球界最高の選手である彼は月曜の夜にさらに追い打ちをかけた」と皮肉を込めた。

 試合後、野手をタッチで迎えるセレブレーションを終えると8日(同9日)に先発予定の大谷はボールを手にマウンドに向かい感触を確かめるとシャドーピッチングを披露。続いて7日(同8日)の先発が発表されている山本由伸投手(27)はロハスの投球モーションをまねるように右腕を振ると笑顔を見せた。大谷も再びマウンドに上がり、その動きをなぞった。

 大谷はこれまでも登板前日にマウンドの感触を確かめている。佐々木朗希投手(24)も5日(同6日)の登板前日にナショナルズ・パークのマウンドでシャドーピッチングを行った。よくある行動なのだが、ドジャース公式X(旧ツイッター)が「どちらがよりうまくやったか? 翔平か、それとも由伸か」と投稿。これがブルージェイズファンの怒りに火を付けた。

 同メディアは「今まさに私たちの墓の上で踊っている」「まず、ドジャースが彼らをボコボコにし、その後、ブルージェイズのマウンドでふざけてからかう」とファンのSNS上の投稿を紹介するとこう続けた。

「一部のファンは大谷の行動を『無礼だ』と評しており、ブルージェイズの大敗後という状況を考えるとそうだ。大谷の意図はどうであれ、投手のマウンドは野球において特にホームチームにとって神聖な意味をもっている」

 2023年オフのFA時にブルージェイズが有力候補と報じられたものの、一転、ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円=当時)で契約したことで大谷とトロントのファンの間に因縁が生まれた。そのため、昨年のWSで大谷は打席に立つたびに大ブーイングが繰り返され、「We don’t need you(我々に君は必要ない)」のチャントでヤジられた。

 投打二刀流で出場する8日(同9日)の第3戦はとんでもない音量のブーイングを浴びることになりそうだ。