吉田正尚外野手(32)が所属するレッドソックスは6日(日本時間7日)、本拠地フェンウェイパークでのブルワーズ戦に6―8で逆転負けを喫し、3連敗を喫した。開幕から2勝8敗とア・リーグ東地区の首位ヤンキースに早くも5・5ゲーム差をつけられているが、低迷するチームを象徴するかのような〝事件〟が起こった。
1点リードの3回無死一、二塁で打席に立ったのはウィルソン・コントレラス内野手(33)。相手先発・ウッドラフが内角高めに投じた149キロシンカーは左手甲をかすめた。死球判定となり、コントレラスはウッドラフを怒鳴りつけ乱闘寸前。コーチ陣が慌ててベンチから飛び出して興奮状態のコントレラスを止めた。
一方、ブルワーズは死球判定に異議を唱えたが、死球判定は覆らず、コントレラスは一塁へ。ただビデオでは左手に当たっているか微妙だった。
米メディアによれば、メジャー11年目を迎えたコントレラスは通算131回の死球を受けているが、ブルワーズにはどの球団よりも多い24死球を食らっている。さらにウッドラフからは6度目の死球となり、試合後「彼らはいつも『君に当てようとしたわけじゃない』と言うんだ。もううんざりだ。だから、次にまた俺に死球を当てたら、そいつの一人をぶっ飛ばしてやる。これはメッセージだ」と物騒なセリフを口にした。
ただ、そんな警告を受けたブルワーズ側の反応は冷ややかだった。コントレラスは昨オフ、ブルワーズと同じナ・リーグ中地区に在籍するカージナスルからトレードでレッドソックスに移籍。コントレラスと同地区で長年しのぎを削り合ってきたブルワーズの主砲・イエリッチは「あの寸劇はここ10年ずっと見てきたよ。何も新しいことじゃない」と、いつものパフォーマンスと受けとった。
さらにコントレラスの実弟で、ブルワーズの正捕手ウィリアム・コントレラスも「兄はああいうプレー(演技)をするんだ」とサラリ。何とも不穏な〝襲撃予告〟も、その性格を誰よりも熟知している弟には全く響かなかった模様で…。












