ドジャースは4日(日本時間5日)の敵地ナショナルズ戦に10―5で圧勝。打線が2試合連続で2桁得点を叩き出す猛攻を浴びせ、連勝で早々と今カードの勝ち越しを決めた。
腰痛を発症して緊急交代したベッツを除き、この日先発出場した野手8人が全員安打。上位の1番・大谷翔平投手(31)、2番のカイル・タッカー外野手(29)、4番のフレディ・フリーマン内野手(36)はいずれも2安打ずつを放ち、打線を機能させた。
MVP受賞者たちがそろうスーパースター集団ならではの爆発力を見せつけたが、今年のMVP争いにはドジャースの〝身内〟からダークホースが現れるかもしれないという。それがキューバ出身のアンディ・パヘス外野手(25)だ。スポーツ専門サイト「アスレチック」でドジャースの番記者を務めるケイティ・ウー氏はこの日、自身のXに「アンディ・パヘスの快進撃が始まった」「我々はまだ彼について十分に話題にしていないかもしれない」と投稿した。
この日のパヘスは「7番・中堅」で先発出場し、5回にトドメの3ランを放つなど3安打、3打点、1盗塁と大暴れ。ここまで出場した8試合で打率5割(30打数15安打)、3本塁打、10打点でOPSは驚異の「1.349」をはじき出している。現状では打率、安打数、本塁打数、得点圏打率(7割1分4厘)などでリーグトップに立ち、OPSも2位だ。シーズンはまだ序盤も序盤ながら、やや足踏みした大谷らトップ選手の代わりに打線に活力を注入し続けてきたことは間違いない。
米メディア「クラッチ・ポインツ」も「MVP候補は大谷翔平でもフレディ・フリーマンでもない。このドジャースのプレーヤーが候補のようだ」とし「オールスター選手が多く在籍するチームの中でも静かに将来のオールスター選手としての地位を築きつつあるようだ。好調なスタートを切り、リーグ全体から称賛を集めている」と伝えた。
パヘスが初のMVPを獲得するためには今後の継続性が不可欠。周知の通り、リーグMVPは昨年まで大谷が3年連続で受賞し、今季は開幕から二刀流で臨んでいるため、すでに最有力と目されている。同メディアも「パヘスがMVPを獲得することは難しいだろう」としつつも「少なくとも、彼の活躍はオールスター選出の話題を呼んでいる」と評価している。
パヘスは2024年4月にドジャースでメジャーデビューし、出場機会を増やしながら本塁打数も13発から27発に倍増させるなど成長を続けている。守備でも強肩で鳴らしており、このままぶっちぎれば〝番狂わせ〟を起こすかもしれない。












