巨人が3日のDeNA戦(東京ドーム)に1―3で敗れ連敗。勝率は5割を切った。
相手先発・東を前に打線が苦戦した。今季初対戦となった左腕が軽快な投球を続ける中、打線は6回までわずか2安打となかなかチャンスを作れず。連勝をかけて先発したドラフト1位ルーキー・竹丸は味方の守備の乱れも絡み5回3失点に終わると、打線も7回に1点を返すのが精いっぱいで敗戦となった。
阿部慎之助監督(47)は初黒星を喫したルーキーに「まだまだ先は長いですし、一戦一戦勉強だと思ってやってほしいですね」と敗戦を糧にしたさらなる成長に期待を寄せた。
連敗を喫した阿部巨人だが、明るい兆しも差している。キューバ代表でのWBC出場を終えて以降、別調整が続いていた守護神ライデル・マルティネス投手(29)がこの日に一軍登録。一足早く3月31日に一軍に復帰している大勢とともに勝利の方程式がようやくそろい踏みした。
開幕当初は救援陣の二枚看板を欠き、終盤に失点を許す苦しい展開が続いていた巨人。それだけに、2投手に〝ゆとり調整〟の方針を採った首脳陣には一部から批判的な声も出ていたが、球界内からはこの選択をたたえる声も出てきた。
ライバル球団の関係者は「WBC終了後、開幕から強行出場した侍ジャパンの投手の多くが苦しんでいるのを見ると、改めて調整の難しさを思い知らされる。開幕序盤に多少の痛みは伴っても、該当選手に入念な猶予期間を与えた阿部監督は結果的に正解だったと言わざるを得ないよね」と評価。さらには「少しでも感覚がずれたまま開幕を迎えるとその後のシーズンにも響く。次回大会以降は出場選手にスロー調整を指示する球団も増えるんじゃないかな」と巨人式の再調整法が流行するとの見方も示した。
大勢は既に2試合を投げて無失点、2セーブと状態は良好。マルティネスも調整登板となった二軍戦で1回無失点と本調子なだけに、今後は盤石の態勢でゲームの重要局面を迎えることができそうだ。












