広島は2日のヤクルト戦(神宮)に1-2で痛恨のサヨナラ負けを喫した。1点リードの9回、守護神・森浦大輔がヤクルトの3年目・伊藤琉偉に不運な当たりの逆転内野安打を浴び万事休す。しかし、このラストプレーを巡って広島と審判団とで思わぬ「ボタンの掛け違い」が発生した。
二死二、三塁から伊藤の打球は三遊間へ。三塁手・佐々木がダイビングで捕球を試みたが及ばず、ボールが転々としている間に一気に二塁走者・岩田幸宏も生還した。だが、広島サイドとしては、この二塁走者が三塁を回ったなかで、三塁コーチャーと「接触した」と認識。岩田が本塁に生還後、新井貴浩監督(49)はベンチを飛び出し「接触したように見えたから。アンパイアの方に協議してくださいとお願いをした」と山口主審のもとへ。仮に広島側の主張通り「接触」が確認されれば、二走は「アウト」となる。
ところが、審判団は鯉の指揮官から「二走が三塁ベースを踏んだか? 踏んでいないか?」のリクエストがあったと勘違い。本来は行う必要のない「リプレー検証」を行い、その後、審判が「セーフ」とジェスチャーしたところで、新井監督は、再びベンチを飛び出した。
すでに試合終了となっていたが、新井監督と藤井ヘッドコーチは審判団のところに歩みをすすめ、敵の二走と三塁コーチャーの接触有無の協議要請であったと改めて主張。最終的に、審判側は広島側からの要請の「勘違い」は認めたものの、「接触の有無」については、そもそもないとして確認済みであると通達。ラストプレーを巡り、ややこしい幕切れとなったが、改めて試合終了となった。












