ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が31日(日本時間1日)、敵地マイアミで行われたマーリンズ戦で5試合連続安打とメジャー初の適時打を記録した。
「2番・一塁」で先発出場した村上は3回一死一、二塁で低めのスライダーを中前へはじき返して二塁走者が生還。デビュー戦となった開幕戦から続けている連続安打記録を伸ばし、チームに先制点をもたらした。この回は続くベニンテンディがなおも一、三塁のチャンスで右前へタイムリー。序盤の攻防で2点をリードし、村上のバットをきっかけに試合の主導権を握った。
ところが、見せ場はここまでだった。攻撃陣は4回以降は無安打と完全に沈黙し、せっかくの先制点もミスですべてフイになった。4回に先発のフェディーが3連打を浴びて2―2の同点に追いつかれると、一死二塁からケイシーに許した中前打を中堅手のルイスアンヘル・アクーニャ外野手(24)が捕球。バックホームしたものの、送球が生還する走者に当たってはね、打者走者のケイシーに二塁まで進まれた。
守備の乱れはこれで終わらない。なおも一死二塁で続くエルナンデスが放った打球は再び中前へ…。アクーニャはゴロを捕り、渾身の力で再び本塁に送球したが、今度は送球が三塁側にそれて連続失策が記録された。ミスも重なり一挙4失点で逆転されると、7回は無死一、三塁でスクイズを処理した3番手・パエスからの送球を捕手のケーロがミットに当てながらはじいて、ビハインドは3点に。8回にはコーナインに2ランを浴びるなど、終わってみれば「2―0」の展開から計3失策が響いて「2―9」と逆転負けとなった。
守乱に投壊まで加わる悪循環。村上は開幕から3試合連続本塁打の快挙を果たし、全試合で安打も記録しているが、チームは1勝4敗だ。エンゼルス時代の大谷(現ドジャース)がどれだけ奮闘しても報われず「なおエ」とのフレーズが流行したのと同じく〝なおホ状態〟となっている。昨季まで3年連続でシーズン100敗以上を喫していたチームが、村上の活躍を生かせずこのままのペースで黒星を重ねれば「32勝130敗」となってしまう。一日も早く負の連鎖を止めたいところだが――。












