女子プロレス「スターダム」のワールド王者・上谷沙弥(29)が、玖麗さやか(25)に苦言を呈した。26日の横浜アリーナ大会でのV10戦では、「コズミック・エンジェルズ(CA)」の解散をかけることを条件に玖麗の挑戦を受諾。王座戦まで残り1か月に迫る中、どこか覇気のない玖麗にイラ立ちを見せる王者が、挑戦者としての物足りなさを指摘した。
これまで玖麗の挑戦表明を拒否し続けていた上谷だったが、3月15日の横浜大会でのタッグマッチで玖麗に直接勝利を奪われ、CAの解散をかけることを条件に玖麗の挑戦を受諾した。
上谷は「玖麗さやかがかけられるものは、CAしかないと思ってたから自分は思惑通り。去年、中野たむの全てを奪うって言った中で、唯一奪い残したものがCAだった。だからそれを消滅させれば残った最後のピースが埋まる」と不敵に笑いながら振り返った。
挑戦を受諾したものの、前哨戦で向かい合った玖麗の現状にはガッカリしていると明かす。「アイツには横浜アリーナのメインで赤いベルト(ワールド王座)に挑戦するっていう、誰もが立てるわけではない大きな舞台に立つ自覚が本当にあるのかな?」と首をかしげる。
「沙弥様のお渡し会まで襲撃してきて、強い思いがあるのかと思ってたし、シンデレラ・トーナメントの準々決勝(3月11日、後楽園)を見ていて心動かされるものがあったから、沙弥様から宿題を与えた。なのにふたを開けてみて前哨戦で戦ったら、技に気持ちが乗ってないし、気迫もない。私に対して『絶対倒してやる』みたいな闘志も感じられない。もはやベルトに挑戦する以前の問題だよな」と指摘した。
さらに、自身のユニットの解散をかけたものの、ユニットを守る責任感も見えないという。「CAをかけるって大きいことを言ったのに、暗い顔して仲間の不安を煽るようなことばっかり言って、そんなんで挑戦するつもりだったんだって思ったよ」とあきれ果てていた。
デビューから約2年4か月という玖麗の挑戦を受諾したのには、少なからず期待する気持ちもあった。それだけに王者は落胆している。「玖麗の挑戦を承諾した理由の一つとして、スターダムの未来にかけてみたいなんて思いもあったんだよ。今のままじゃ沙弥様にとっても、お客さんにとっても、期待外れの試合になる」とキッパリ。
最後には「私は横浜アリーナに1万人入れるつもり。それだけの人前に立つ自覚っていうのを持て! 顔洗って出直してこい!」と言い放ち去って行った。














