この結果は想定内かそれとも想定外なのか。日本ハムが昨季リーグ王者のソフトバンクに開幕2連敗。「開幕ダッシュ」に暗雲が漂い始めている。
27日のシーズン初戦で3年ぶりの開幕黒星スタートとなったチームは第2戦でスタメンを変更。開幕戦で出場機会がなかった野村、助っ人・カストロを先発起用し、この2人はともに一発を放つなど期待通りの活躍を見せた。
誤算だったのは開幕2戦目のマウンドを託された達だった。
中盤4回まではわずか1安打の好投を見せながらも勝ち投手の権利がかかった5回に相手打線に掴まり、まさかの5失点KO。これが致命傷となり、チームは22年以来となる開幕連敗スタートを強いられたのだから周囲の不安は募るばかりだろう。
ただ、この日本ハムの連敗。チーム周辺では「想定内」と見る向きが強い。
確かに日本ハムはここ2試合、ソフトバンクの強さに圧倒された。だが、投打ともに状態は悪くない。特に打線は2試合で計5発と絶好調。28日の試合では計12安打をマークした。自慢の先発投手陣がやや精彩を欠いたものの、「この2戦は相手打線がウチ(日本ハム)を上回る好調ぶりだった。チームにダメージが残る負け方ではない」とは球団関係者。開幕連敗とはいえ焦る必要はないのだろう。
新庄剛志監督(54)も28日の試合後は開口一番「人生、切り替えが大事」とニヤリ。「もう(試合のことは)忘れた」と語り「みんな1回は打席に立ったり投げたいと思うから。(開幕から4番を託している)郡司君にも(9回に)1本出たからね。ああいうヒットって調子が上向きになるし。爆発する前のヒットだから。あとは何とか(第3戦先発の)有原君にね。(敵地は)もうめちゃくちゃ慣れたマウンドなんで。『お願いしやっす!』って感じですね(笑い)」とチームと主軸の今後に悲観どころか自信を深めていた。
シーズン前の下馬評が異常なまでに高かった分、今季は一戦一戦が注目される日本ハム。連敗が続く可能性が残るとはいえナインの地力を信じる新庄監督にはまだまだ余裕がありそうだ。












