ドジャースのミゲル・ロハス内野手(37)が26日(日本時間27日)、ダイヤモンドバックスとの開幕戦前に囲み取材に応じ、開幕戦をスタメンとして迎えられる喜びを語った。

 今季限りで引退を表明しているロハスは「昨日も今朝も、涙が止まらなかった。スプリングトレーニングは、毎日を楽しもうって気持ちで実際に全力でシーズンに向けて準備してきて、ついにこの日が来た」と語るとこう続けた。

「この素晴らしい仲間たちと野球をする最後のチャンス。開幕戦でスタメンとして出られる機会をもらえたことにものすごくワクワクしているし、球団や監督、チームメートらが自分を頼りにしてくれて、自分の能力を信じてくれたということが本当にありがたい。ここ数年ワールドシリーズを勝ってきたチームのラインアップに自分の名前があるっていうのは、本当に特別なことだよ」

 フィールド上で多くの記者に囲まれながら、終始和やかな表情で開幕を目前に控えた心境を熱を込めて語った。

 現役最後のシーズンを迎えるにあたり、「これからどう感じるのかは分からない。こういう状況(引退)は初めてだから。でも、自分の人生を振り返ると、ずっと野球をしてきた記憶しかないんだ。自分が良い息子だったとか、良い兄だったとか、そういうこともあったはずだけど、それよりも〝野球をしていた自分〟しか思い出せない。プロ野球選手になるために必死に頑張り、マイナー時代はメジャーに上がるために必死だったし、メジャーではレギュラーになるために必死だった」とこれまでの歩みを振り返った。

 さらに「その〝野球選手としての自分〟が今年で終わる。だから全力で楽しみ、(どんな)結果にも満足する。なぜなら(終わった時に)毎日100パーセントを出し切ってきたと胸を張れるからね」と続けた。

 キャリア当初は打撃に苦しみ、守備の控え起用も多かったが、「過去4年、開幕戦でスタメン出場できたと言うことができる。うれしいし、誇らしいよ」と、近年は開幕戦でスタメンに名を連ねる存在となれた喜びに言及。

 この日の試合に向けても「感情的になる瞬間は絶対あると思う。でも、できるだけ早く切り替えて、試合に集中したい」と話した。

 また、昨年引退したドジャースのエースだったクレイトン•カーショー氏がこの日のテレビ中継の解説者の一人として来場している話題になると、笑顔を見せながら「彼は昨年のパレードの時に、来年はファンの一人として優勝を見守るよと言っていて、それは本気だと思う」と語った。

 最後は「去年、クレイトンが毎日をとても楽しんでいて。うちの妻と子供たちが皆で〝アンクル・カーシュ(カーショーおじさん)〟って呼んでいたんだ。成績のことは気にせず、本当にハッピーだったからね。僕も彼のようにエンジョイしたい、だから〝アンクル・ミギー(ミギーおじさん)〟になろうと思うんだ」と明かし、周囲の笑いを誘った。

 アンクル•ミギーはワールドシリーズ3連覇で最後を飾ることができるか注目だ。