オーストラリア国民は、ヘンリー王子とメーガン妃の訪問に税金が使われる可能性に反発しており、夫妻が旅行費用を自己負担するように求める嘆願書にはすでに数万人の署名が集まっている。英紙デーリー・メールが25日、報じた。
オーストラリア国内の擁護団体である「ビヨンド・オーストラリア」は、ヘンリー王子夫妻が4月中旬に訪問予定であることに先立ち、警備、交通手段の手配、その他訪問に伴う費用に公金を一切投入しないという明確な方針を閣僚に求めるキャンペーンを展開している。
24日の夕方までに大型ソーシャルプラットホーム「Change.org」に掲載された請願書では「ハリー王子とメーガン妃のオーストラリアへの私的訪問に税金による資金提供や公式な支援は不要」という明確なタイトルの元にすでに3万2715人の署名が集まり、署名数は毎時間増え続けている。
同団体は「これらの活動は私的かつ商業的なものであり、あくまでも私的な訪問として扱われるべきだ。オーストラリア国民が食料品価格の高騰、燃料価格の上昇、金利上昇による住宅ローン負担の増大、エネルギーコストの上昇など、生活費の大幅な上昇圧力に直面している今、公的資金は責任を持って使用され、著名人への特別扱いなしに公平に分配されなければならない」との声明を出している。
オーストラリアの連邦政府と州政府は、これまでヘンリー王子夫妻の警護を誰が担当するのかを明言していなかったため、メーガン妃とヘンリー王子の訪問費用が納税者の負担になるのかどうかについて臆測が飛び交っていた。しかしその後、夫妻のオーストラリア旅行は私費でまかなわれていることが明らかになった。
今回の嘆願は、メーガン妃が主役ゲストとして招かれているシドニーでの「究極の女子会」が、ここ数日でさらなるトラブルに見舞われたことを受けて行われた。チケットは1439ポンド(約30万円)から2288ドル(約36万円)と高額ながら、会場となる高級リゾートホテルでは、プールの未完成、スパの故障、汚泥の塊が散乱するビーチといった問題が山積している。
ヘンリー王子夫妻の広報担当者は「それは議論の余地のある点です。今回の旅行は私費でまかなわれているので、この嘆願書が何を達成しようとしているのか分かりません」と語っている。ネットフリックスでの新番組制作が決まった矢先に、ヘンリー王子とメーガン妃はまた難題に突き当たってしまった。












