カブスの今永昇太投手(32)はアリゾナ州メサでのヤンキースとのオープン戦に先発し、5回を投げ、7安打2失点、5三振3四死球で勝利投手になった。打者23人に81球。チームは15―6で大勝した。

 開幕オーダーのヤンキース相手に粘りの投球をみせた。初回、先頭ゴールドシュミットを歩かせて、打席はジャッジ。カウント1―2から内角低めのスイーパーで空振り三振、続くベリンジャーは内角低めのシンカーでバットに空を切らせた。しかし、スタントンにスプリットを左前に運ばれ、二死一、二塁。続くチザムに初球のスイーパーを捉えられ右前適時打、1点を先制された。

 1―1の2回は先頭グリシャムを外角低めのスプリットで空振り三振。続くカバジェロを歩かせるも続くウェルズを真ん中低めのスイーパーで一ゴロ併殺打に仕留めた。3回は先頭ゴールドシュミットを死球、ジャッジに内角のスイーパーを痛烈なゴロで左前に運ばれ、無死一、二塁とされるもベリンジャーを内角高めのシンカーで右飛、スタントンは真ん中高めのボール球のスイーパーを振らせて空振り三振、チザムは内角のシンカーで一ゴロに仕留めて、無失点で終えた。

 4回は先頭ロサリオに中前打されるもグリシャムを真ん中低めのシンカーで二ゴロ併殺打。カバジェロに左前に運ばれるもウェルズを外角低めのスイーパーでバットに空を切らせた。10―1の5回はゴールドシュミットに左二塁打、ジャッジが左前打で無死一、三塁。ベリンジャーの左犠飛で2点目を失ったが代打グリチェクを外角低めのスイーパーで中飛、チザムを真ん中のフォーシームで左飛に打ち取り、3点目は許さなかった。

 ヤンキースの強力打線を相手にオープン戦5試合目で最長の5回を投げ切り、直近3試合連続で許して課題となっている本塁打はゼロだった。勝負の3年目、開幕への準備は整った。