ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、出場が禁止されている五輪など国際大会への復帰を国際オリンピック委員会(IOC)に要求した。
ロシアはウクライナ侵攻により、2022年北京五輪後に国際大会から排除され、約4年が経過した。ただ近年は、24年のパリ五輪で一部の選手が個人としての参加が認められ、2月のミラノ・コルティナ五輪ではフィギュアスケートの男子と女子の個人戦で個人の中立選手(AIN)としてロシア選手が出場するなど、復帰の動きも出てきている。
ロシアでは今年中に各競技で国際大会への復帰が認められるとの主張や観測が強まっている中、ついに国家トップのプーチン大統領が公の場で復帰要求をIOCに突きつけた。
ロシアメディア「スポーツ」などが一斉に報道。「ウラジーミル・プーチン大統領は、政府関係者との会合でミハイル・デグチャレフ・スポーツ大臣から報告を受けた後、IOCの姿勢の変化に期待を表明した」と伝えた。
プーチン大統領は「スポーツが希望の光となるというのは、まさにその通りだ」と切り出し、こう続けた。
「ソ連時代には、たしかアマヤク・アコピャンという名のマジシャンがいたと思う。彼は皆を驚かせ、喜ばせるような手品を披露した。IOCは首脳陣の交代に伴って、IOCが策略を巡らすのをやめ、国際スポーツを政治闘争の道具として利用するのをやめることを強く望む」とロシア勢の全面復帰を要求した。
「IOCは、近代オリンピズムの創始者であるピエール・ド・クーベルタンが思い描いた理念、すなわちスポーツが人々を結びつけ、世界を結びつけ、紛争を悪化させるのではなく解決に役立つという理念を受け入れるべきだ」と世界平和のためにも、ロシアを復帰させることでスポーツで平等な世界を実現させるべきだと強調。「近い将来、そうなることを願おう」とIOCに重ねてプレッシャーをかけた。
いよいよロシアの国際大会への出場が解禁されるのか注目だ。












