昨年6月になくなった長嶋茂雄さんの追悼展「長嶋茂雄 追悼展 ミスタージャイアンツ 不滅の背番号『3』」が18日、日本橋高島屋S.C.本館8階ホールで開幕。巨人OBの原辰徳氏、斉藤雅樹氏、元木大介氏がトークイベントでミスターとの思い出を振り返った。
原氏は、高校時代に長嶋さんと初めて対面した際のエピソードを披露。甲子園出場と巨人の阪神戦の時期がかぶった際に、宿舎の食堂に務めていた女性を介して憧れのミスターとの交流がかなった。「まかないのおばちゃんがですね『原くん、そんなに長嶋さんファンなの。じゃあサインをもらってあげよう』って言って、僕は自分のアンダーシャツに長嶋さんのサインをもらった。そういう思い出があります」と懐かしそうに語った。
時は流れ、2001年に巨人監督就任を告げられた場面を述懐。「2001年シーズンあと5試合ぐらいの時にですね、お風呂入ってたらマネジャーが長嶋さんが呼ばれてますと。お風呂をさっと出てですね、監督室のドアを開けた瞬間にミスターが直立不動で手を差し伸べられて『来年から原監督だ。おめでとう』って言われたんです。何の前触れもないです。で、長嶋さんが手を差し伸べるわけですけど、僕はやっぱり握りますよね。握って、がくがく足が震えたっていうのは覚えてます」と当時を振り返った。
それでは自身が阿部監督に後任を託した時も、〝長嶋流サプライズ発表〟を受け継いだのか…。「いやいや、これはですね、やっぱりオーナーと僕は相談して。多分、長嶋さんもご相談もなさってたと思う(笑い)」と語ると「組織とはそういうものだと思います」と続け、会場の笑いを誘った。












