ノアのGHCヘビー級王者・Yoshiki Inamura(稲村愛輝=33)がアルファ・ウルフを迎えてのV6戦(4月12日、名古屋金城ふ頭アリーナ)に向けてローンウルフ(一匹狼)からの脱却を誓った。
稲村は8日の横浜大会で拳王を破ってV5に成功。試合後、黒いユニット「TEAM 2000 X(T2KX)」のヨシ・タツに介入され、ウルフがV6戦の相手となった。本意の相手ではないとはいえ、その実力を認めており「ヘビーのパワーとジュニアの機動力を持つあれだけのトータルファイターは世界中を探してもなかなかいない。そんな彼とファイトできるのは楽しみです」とテンガロンハットをつまむ。
その一方でセコンド陣が気になるとして「今回も介入はあるものと思っています」と警戒。OZAWA、杉浦貴、マサ北宮とT2KXのヘビー級メンバーを下し、防衛を重ねてきただけに「ウルフは事実上、彼らの〝最後の切り札〟なんですよ。ということは、今回は総力戦で来るのではないかと…」と思案。これまでの王座戦で介入してきたのはヨシ・タツとジュニアのメンバーが中心だったが「総力戦ということでヘビー級のメンバーにも邪魔する気満々で来られちゃうとさすがに…」と懸念しているのだ。
そこで導いた結論が「今回ばかりはローンウルフ(一匹狼)ではアルファ・ウルフに勝てない。ちょっとポリティクス(政治的)な動きも必要かなと」と〝援軍〟の必要性だ。「アレハンドロ選手やドラゴン・ベイン選手といったT2KXに私怨を持つ選手にヘルプしてくれないかネゴシエーション(交渉)しておかないとなと思っています」と明かした。
17日の保土ヶ谷大会ではウルフと6人タッグ戦で激しくやりあうなど、日増しに緊張感が高まっている。そんな中で援軍を見つけることができるか。交渉手腕が王座戦の行方を左右しそうだ。













