WBC準々決勝のドミニカ共和国―韓国戦が13日(日本時間14日)にマイアミのローンデポ・パークで行われ、韓国代表は序盤から劣勢を強いられた。

 先発したリュ・ヒョンジン(柳賢振=38)は2009年大会にも出場したベテランだが、2回先頭のゲレロに与えた四球から一気に切り崩された。一死一塁からカミネロの左翼への適時二塁打で一塁走者のゲレロが激走。ヘッドスライディングで本塁に突っ込み、先制点を奪われた。さらにこの送球間にカミネロには三塁まで進まれ、次打者のロドリゲスの遊ゴロの間に2点目を失い、ないも二死一、二塁のピンチを招いてタティスに右前適時打を許して3失点となった。

 負けたら即敗退のトーナメントで先発投手の復調を待つ時間はない。左腕は1回2/3を3安打、3失点で降板となり、出番を終えた。

 韓国側としては絶対に与えたくなかったのが主導権だ。韓国メディア「OSEN」は失点シーンの送球を〝問題視〟。カミネロの打球を処理した左翼手のジョーンズから遊撃のキム・ジュウォン(金周元)、捕手のムン・ボギョン(朴東原)に渡ったが、頭から飛び込んだゲレロにタッチを交わされた。

 これに同メディアは「キム・ジュウォンの本塁送球が正確だったらどうなっていただろうか」とし「(走者のゲレロは)タイミング的にはアウトが予想されたが、中継プレーの過程で遊撃手のキム・ジュウォンの送球が不正確で失点のきっかけをつくった。送球が正確であればゲレロを十分アウトにできたはずだった」と追及した。

 好走塁か〝悪送球〟か。どちらにせよ、韓国代表が劣勢に立たされたことは間違いない。