WBCドミニカ共和国代表のフアン・ソト外野手(27=メッツ)の〝「お~いお茶」騒動〟の理由が12日(日本時間13日)に明らかになった。WBCグローバルパートナーの「伊藤園」は侍ジャパンの大谷翔平投手(31=ドジャース)がアンバサダーを務めていることで米国の知名度は急上昇。今大会の会見テーブルにそんな中、オフィシャルグリーンティー「お~いお茶」が置かれており、選手の〝反応〟も大きな注目を集めている。
ソトはウラジーミル・ゲレロ内野手(26=ブルージェイズ)とともに6日のニカラグア戦後の会見で目の前に置かれた3本のボトルを手に持つと机の下に隠してしまった。一方、同代表のフェルナンド・タティス外野手(26=パドレス)は9日のイスラエル戦後、「電話して」とポーズを取り、自分がアンバサダーになるとアピールしてみせた。
当初、ソトの行動は「日本代表や大谷を意識した行動ではないか」と憶測も広がっていたが、実は全く別の理由があった。ソトを直撃すると「おいしいらしいね。まだ飲んでないけど、近々試してみようと思うんだ」と大笑いした。
ドミニカ共和国のメディア関係者によると、ソトは2024年からエナジードリンク「Celsius Essential Energy(セルシアス・エッセンシャル・エナジー)」のアンバサダーを務めており、他ブランドの飲料が映り込まないよう配慮したための行動だったという。そのスポンサーへの配慮が逆にSNSで〝日本対ドミニカの心理戦〟のように拡散され、思わぬ形でバズる結果となった。
「じゃあ、いつ飲むの?大会中?」と聞くと、ソトはニヤリ。「どうだろうね。秘密だよ。こっそり陰で飲むかもしれない」と意味深な回答をした。
ちなみに「お~いお茶」は数年前からMLBの球場でも日常的に目にするようになったが、同国代表のマニー・マチャド内野手(33=パドレス)は「グリーンティーは好きだよ。でもあれ(お~いお茶)は飲んだことがない」。徹底した食生活の管理をしているため、日常の飲料でも中身をしっかり確認する習慣があり、新しいものを口にする機会は多くないそうだ。
「やっぱりアスリートだから、体に入れるものはクリーンである必要がある。だから保存料がないかを確認してからかな」
なお、「お~いお茶」に含まれるのは緑茶とビタミンCのみ。マチャドは近々、試すことになるだろう。
一方、ベテランのカルロス・サンタナ内野手(39=ダイヤモンドバックス)は「一口飲んでみたよ。まあまあだね」とすでに飲んでいた。驚きなのはその味の表現で、「メキシコのテキーラみたいな感じだったかな」とコメント。再確認しても、うなずきながら「おいしかったよ」と繰り返した。
WBCの醍醐味は国同士の戦いであると同時に、文化の交流もその一つだ。今大会で間違いなく日本の緑茶、そして「お~いお茶」を知る人は増えただろう。












