ドミニカ共和国は9日(日本時間10日)にフロリダ州マイアミでのイスラエル戦に10―1で大勝し、3連勝で1次ラウンドD組突破を決めた。ヒーローは2回に満塁弾、7回に2点適時打を放ったフェルナンド・タティス外野手(26=パドレス)だ。そのタティスが記者会見で見せたパフォーマンスが話題となっている。

 今大会の会見テーブルには、WBCグローバルパートナー「伊藤園」のオフィシャルグリーンティー「お~いお茶」が置かれていることが多い。侍ジャパンの大谷翔平(31=ドジャース)がアンバサダーを務めており、大谷の写真がパッケージに使われていることでも知られる。

 これに対し、ドミニカ共和国のフアン・ソト外野手(27=メッツ)やウラジーミル・ゲレロ内野手(26)は会見に登場すると机の上のボトルを〝回収〟して、机の下に隠してSNSなどで話題となっていた。

 ところが9日(日本時間10日)のイスラエル戦後、タティスはまったく違う行動に出た。席に着くより先に右手でボトルを持ち上げ、報道陣にボトルを見せながら、敬礼ポーズでニヤリ。さらに左手で電話をかけるしぐさを見せながら「電話がかかってくるのを待っているよ」とジョークを飛ばした。まるで自分をアンバサダーに起用するようにアピールするパフォーマンスに会場は笑いに包まれた。

 現場に居合わせたラテン系メディアのウィルバー・サンチェス記者は自身のX(旧ツイッター)に動画を投稿するとこうコメントを添えた。

「フェルナンド・タティスはマーケティングの天才だ。ソトとゲレロが『お~いお茶』を隠したのに対し、この〝エル・ニーニョ(タティスの愛称)〟は全く別のことをした。自分こそブランドの顔になるべきだとメッセージを送ったのだ」

 3時間で表示回数は120万回を突破した。「大谷翔平選手がフェルナンド・タティス選手と一緒にCM出演したら面白い」「コラボが起こりそうな予感がする」「大谷選手とのコラボを目指していますか?」「エリートマーケティングだ」などと大反響を呼んでいる。