巨人の阿部慎之助監督(46)は8日、3―2と接戦を制した阪神とのオープン戦(甲子園)を総括した。

 まずはベテラン投手が意地を見せた。この日は田中将大投手(37)が今季初先発。2度目の実戦登板で3回31球を投げて1安打無失点と好投した。

 右腕は初回先頭の近本に四球を与えると、続く中野を三ゴロ、一死二塁から中川を遊ゴロとし二死三塁のピンチとするも、4番・大山を投ゴロに仕留めて危機を脱した。

 その後の2回はわずか8球で無失点、3回は三者凡退と安定感のある投球でスコアボードに「0」を並べ続けた。

 そんな田中将を阿部監督は「キャンプから順調にきてたんで、それを出してくれてましたね。(先発ローテションに)入ってくる可能性はあると思います」と評した。

 攻撃では、プロ3年目の正遊撃手候補が躍進した。「3番・遊撃」で先発出場した泉口友汰内野手(26)は、1点を追う5回に一死満塁から逆転打となる2点適時打を放ち、チームの勝利に貢献。3安打2打点でオープン戦2度目となる猛打賞を記録した。

 泉口はここまでで打率5割8分3厘(13打数7安打)と好調を維持し続けている。指揮官は「ずっと(状態は)いいですし、いいものは続けてほしいなと思います」とさらなる活躍を期待した。

 オープン戦は残り10試合。選手たちの〝アピール合戦〟はまだまだ続く。