〝黄金世代〟が向かってくる。東京ドームで行われる侍ジャパンのWBC1次ラウンド初戦(6日、東京ドーム)で対戦する台湾代表。2024年のプレミア12で日本を撃破して優勝を飾ったことは記憶に新しく、今大会でも要注意のチームだ。
そんな台湾代表はWBCへ向けてどのような進化を遂げているのか。台湾で解説業も務める人気ジャーナリスト・王翊亘氏は今が台湾の〝黄金時代〟であると語り、その理由を説明した。
ポイントとして王氏が挙げたのが2019年に行われた「第29回WBSC U18ベースボールワールドカップ」(韓国・機張)だ。この大会で台湾代表は決勝で米国を倒して優勝を飾った。オープニングラウンドでは佐々木朗希(現ドジャース)や宮城大弥(現オリックス)らが率いる当時の日本代表にも3―1で勝利(降雨コールド)。林昱珉投手(22、ダイヤモンドバックス傘下)や李灝宇内野手(23、タイガース傘下)など現在はマイナーリーグで経験を積む代表の中心選手もおり、当時のメンバーの大多数がプロ入りを果たしたまさに〝黄金世代〟なのだ。
王氏は「こうした選手は若い頃から世界相手に戦う経験を積んでいる。学生時代には日本やアメリカにも勝ったこともあり、(強敵相手にも)物おじする気持ちはほとんどない」と説明。この世代に限らず現在の台湾代表には世界を舞台に戦う選手や国際試合の経験が豊富な選手が多数所属しており、徐若熙や古林睿煬といった中心と評される投手以外も、WBCの舞台においてその実力をいかんなく発揮できると予想される。
「今は台湾野球の黄金時代」と語った王氏。25歳以下の選手が約半数を占める台湾代表において、その実力は時間を経るとともにどんどんと〝熟成〟されていく。台湾の〝黄金世代〟たちは日本にどのように立ちはだかるか。












