侍ジャパン・吉田正尚外野手(32=レッドソックス)の評価が一変した。吉田は「5番・左翼」で先発出場した2日のWBC強化試合・オリックス戦で豪快な一発を披露。5回一死からオリックス3番手・九里の133キロのカットボールをフルスイングで捉え、右翼席5階席へ叩き込んだ。
メジャー3年目の昨季は怪我の影響で55試合の出場にとどまり、打率2割6分6厘、4本塁打、26打点に終わり、オフを通じてトレードのウワサが絶えなかった。そんな放出候補の復活を予感させる大アーチにSNSでは「トレードさせるな!」「ヨシがいなければレッドソックスは去年、プレーオフに進出できなかった」と評価を見直す声が一斉に上がった。
レッドソックスファンの手のひら返しを米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」電子版は「吉田のモンスター弾がソックスファンに衝撃を与える」と報道。「吉田の本塁打はチームジャパンの真のスーパースターである大谷翔平が、レッドソックスのスターがベンチに戻った瞬間、少し目を見開いたほど印象的だった。しかし大谷の反応さえ、レッドソックスファンのそれに比べれば見劣りした。突然、吉田をトレードするのではなく、より多くの打席を確保する道を開くべきではないかと考え始めた」とファンの反応を伝えた。
さらに「日本代表のユニホームを着ることで吉田の力は最大限に引き出す何かがあるのか、それとも32歳の彼はこれまでレッドソックスファンが見た中で最高のシーズンを送る準備ができているのか? その答えは今月末までに明らかになるかもしれない」とも指摘した。












