侍ジャパン・大谷翔平投手(31=ドジャース)が2日のWBC強化試合・オリックス戦(京セラドーム)に「2番・DH」で出場した。2月中の壮行試合にはWBCの規定により出場できず、この日から出場が解禁。壮行試合での打撃練習では柵越えを連発していただけに、満を持しての初陣となった。
試合前練習に姿を現すと、スタンドは大歓声と熱気に包まれた。キャッチボールや外野グラウンドでの遠投で視線を集めると、左翼フィールド席の子供へ笑顔でサインに応じる場面も。スーパースターらしい気配りで存在感を放った。
初回の第1打席は、オリックス先発のプロ2年目右腕・寺西が投じたインハイの直球にフルスイング。左翼へのフライに倒れたが、スタンドからは拍手とどよめきが起こった。3点ビハインドの4回には一死から打席へ。反撃の一打が期待されたが、3球で追い込まれると最後は2番手・田嶋の143キロの直球にバットは空を切った。
さらに7回も4番手・入山の直球を左翼に打ち上げ、8回に代打・中村(ヤクルト)を送られて交代。3打数無安打に終わった。それでも打席に立つたび、多くのファンがスマートフォンを掲げる。〝主役〟の一挙一動に熱視線が注がれた。
チームは4回まで無安打に抑えられたが、5回一死から吉田(レッドソックス)が3番手・九里のカットボールを完璧に捉えた。打球は高々と舞い上がり右翼席上段に突き刺さる特大の一発。ベンチの大谷も侍ナインとともに大はしゃぎで出迎え、ハイタッチの後にはお尻をポンと叩いて豪快な一発をたたえていた。












